2021.03.25 02:07色被せガラスとても美しいガラスの鉢のご紹介です。高貴なお色としても知られる淡い紫のうつわ…涼しさも感じられてこれからの季節に活躍してくれそうなうつわです。色被せ(いろきせ)とは地となるガラス(通常は無色)の上に別の色ガラスを重ねる技法のことでガラスが冷えてからカットをするとさまざまな文様が現...
2020.08.08 22:47プレスガラスなかなかブログが更新できず改めて自分が三日坊主であることを痛感している今日この頃です。今年のお盆はいつも通りのお盆という訳にはいかず…お孫さんがいるお家は一緒に花火や夏祭りに行くことを楽しみにされていたご家族も多いと思います。お互いのことを思うからこその行動は次に会う時の嬉しさを...
2020.06.02 09:46プレスガラス久しぶりの投稿になかなか筆が進みませんが…今日は私が好きなプレスガラスのご紹介をしたく久しぶりの投稿となりました。うつわを扱っていて思うことはそのうつわ自体に存在感があるもの…脇役としてよい味を出してくれるもの…どんな組み合わせをしても馴染んでくれるもの…十人十色ではないですがそ...
2020.03.09 13:59色被せ切子色被せ切子とは地となるガラス(通常は無色)の上に別の色ガラスを重ねる技法のことでガラスが冷えてからカットするとさまざまな文様が現れます。昭和10年ごろに全盛期を迎えた1925年前後に欧米で流行してアール・デコ様式を模してしるため幾何学文様のデザインが多く見られます。プレスガラスに...
2018.09.11 11:01和硝子和硝子の本を見ていると、あまりの美しさに、思わず時間を忘れて見入ってしまいます。和硝子には西洋の文化を取り入れつつ、日本独自の硝子の美しさ…古い器同様、日本人の器用さ、繊細さが現れているように思います。モダンな柄から純和風の柄まで幅広く、また文房具に至るまで、広く硝子製品が使われ...
2018.09.06 10:34和硝子硝子の歴史は古く、弥生時代には交易品としてもたらされましたが、日本では簡単なもの…例えばビーズのようなものしか作ることができませんでした。島国、日本には西洋の技術がなかなか伝わってこなかったのです。しかし、舶来の硝子の美しさに憧れを抱き、江戸時代の鎖国という閉ざされた環境の中、渡...
2018.08.12 10:32ウラン硝子(2)ウラン硝子とは、微量のウラン化合物を接着剤として使用したガラスで、紫外線を当てると黄色や緑色などの蛍光色を発します。ウランの含有量は極めて低く、人体には影響を及ぼさないと言われています。1830年代、チェコのボヘミア地方で発明され、欧州や米国などで食器や花器などの硝子製品が製造さ...
2018.07.24 13:07ウラン硝子とても可愛いサンデーグラス…ウラン硝子が使われているかどうかはブラックライトを当てると分かります。ウランの濃度が濃い程、蛍光の緑が強くなり、低い程、緑が薄くなります。まるで蛍の光のような綺麗な緑色です。大正期からウランの一般使用が禁止される昭和初期のほんの短い間にウラン硝子が作ら...
2018.07.10 08:55プレスガラス(2)以前もプレスガラスについて書きましたが、古い硝子の器で、一番良く目にしたり、お手に取って頂きやすいものがプレスガラスだと思います。日本では、品川工作分局(明治10年 西暦1877年 官制改正で品川硝子製造所を品川工作分局と改称)で外国製プレス機が導入され、製造が始まりました。では...
2018.06.09 09:55硝子の器レトロな味わいが人気の硝子の器。太陽が当たると、厚い硝子が使われている分、キラキラとして美しく…器としてお使いいただくだけでなく、窓辺に飾って眺めていただく。それだけでも十分楽しんでいただけると思うのは私だけでしょうか…江戸時代には〝びいどろ〝〝ギヤマン〝と呼ばれていた硝子。繊細...