プレスガラス(2)

以前もプレスガラスについて書きましたが、古い硝子の器で、一番良く目にしたり、お手に取って頂きやすいものがプレスガラスだと思います。
日本では、品川工作分局(明治10年 西暦1877年 官制改正で品川硝子製造所を品川工作分局と改称)で外国製プレス機が導入され、製造が始まりました。
では、海外では…
アメリカで1827年にプレスガラスが開発されます。
フランスでは1830年、バカラなど高級なクリスタルを扱うメーカーが品質と生産性の向上のため、プレスガラスの技術を使用しました。こうして1800年代半ばには、量産化体制が確立し、普及していきました。
陶器、磁器の器もそうですが、割れてしまえば処分されてしまうものが、今も尚 残っていることに、また、そんな器に出逢えたことに、物の儚さと美しさを感じます。
そんな美しい器をお手にとっていただき、硝子の厚みや重みを感じとっていただけたら嬉しく思います。

凪〜nagi〜

何気ない日常にそっと色を添えてくれる… そんな和の器や古道具を販売しています。 何気ない日常に たまに鼻歌を口ずさみたくなるような… たまにスキップしたくなるような… そんな日々のお手伝いが出来たら幸せです。

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