和硝子
硝子の歴史は古く、弥生時代には交易品としてもたらされましたが、日本では簡単なもの…例えばビーズのようなものしか作ることができませんでした。島国、日本には西洋の技術がなかなか伝わってこなかったのです。
しかし、舶来の硝子の美しさに憧れを抱き、江戸時代の鎖国という閉ざされた環境の中、渡来の硝子を見よう見まねで作られたのが江戸時代の硝子。日本独自の形や色や技法が育まれ、和硝子が生まれました。
なかなか江戸時代のギヤマンのような高価な硝子を紹介することはできませんが、日常使いして頂けそうな少し古い硝子で、古いものだからこそ持つ味わい深い硝子をご紹介できたらと思います。
この写真のような、コロンとしたフォルムが可愛い足付きの金魚鉢のような…
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