印判
印判…骨董や古い器が好きな方なら、一度は手に取ったことがあることでしょう…印判皿。ここでも何度もご紹介していますが、値段もお手頃で、また図柄もたくさんあり、お好みの柄が1枚や2枚は見つかる器だと思います。
陶磁器における"印判"という名称は、料治熊太が初めて使ったと言われています。創作版画を手がけ、また、版画雑誌を発行し、平塚運一、棟方志功、前川千帆などの作品を発表していきました。古美術に関する評論でも活躍し、浮世絵や焼き物のコレクター、研究家として知られています。1938年、版画界から身を退き、もっぱら古美術研究に没頭した人物です。
初めて使った言葉が、それ以降の世の中で当たり前のように使われるとは、どんな気持ちなのでしょう…
私には全く想像がつきません。
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