蕎麦猪口

今日は
古い蕎麦猪口のご紹介です。

猪の口と書いて
「ちょこ」「ちょく」と呼ばれますが
語源は朝鮮の湯呑みの器の形を
「チョンチ」といい
日本語の猪口は当て字だそうです。

蕎麦猪口は高台を見ると
作られた時代がわかると
よく言われます。
今日ご紹介した高台は
「蛇の目高台」
「メガネ底」
「竹輪」などと呼ばれ
とても親しみ深い呼び名が
ついています。
高台の真ん中の円にのみ
釉がかかっている
江戸後期のお品です。

蕎麦猪口は
古いうつわのなかでも
収集されている方や
お好きな方が多く
なかなかご案内することが
出来ないお品を
ご縁があり
ご紹介させていただきました。

素敵な方の元へ…と願いつつ
ご紹介させていただきます。



凪〜nagi〜

何気ない日常にそっと色を添えてくれる… そんな和の器や古道具を販売しています。 何気ない日常に たまに鼻歌を口ずさみたくなるような… たまにスキップしたくなるような… そんな日々のお手伝いが出来たら幸せです。

0コメント

  • 1000 / 1000